出だしが、ワルツのホイスクを習い始めた時のように、伝わりにくい時があります。原因探しはまず自分の方から始めましょう。踊りでは、パートナーが代わって踊りやすくなることがあっても、自分はいつまでも自分でしかないのですから。
SL100 Samba 19 プロムナード・ボタ・フォゴズ
(Promenade Bota Fogos)
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」
プロムナード・ボタ・フォゴズの頁を開きましょう。
【前にくる主なフィガー】
・リバース・ターンの4~6 ・ステイショナリー・サンバ・ウォークス ・リバース・ベーシック・ムーブメント など。
【後に続く主なフィガー】
・サイド・サンバ・ウォーク ・サンバ・ウォークス など。
【ここに気をつけましょう】
☘💛3歩目、6歩目、9歩目
これら足の上ではPPやCPPになりますが、その形になろうとする動きはその前の足から起きています。ここで大切なことは脇腹から下はPP,CPPに目一杯なろうとしますが(*2,5,8歩目のトウの向きは外側のまま)、肩はそれよりずっと控えめに、ホールドの枠を壊さないようにしておくことです。こうすることで開きすぎない形ができあがります。これは、ワルツやタンゴでも同じ事でしたね。また、これらのステップをするときは、ボールを強く使い、「すぐにヒールには下りないぞ」と言う気持ちが必要です。
☘💛2歩目、5歩目、8歩目
つま先を外に向けインサイド・エッジを使います。この方法はトウを「ターン・アウト」といい、サイド・サンバ・ウォークやシャドー・ボタフォゴズでも出てきましたね。1ヶ所を綺麗にすると、こうして他のフィガーでも綺麗に踊れるわけです。1歩1歩、勉強することが大切ですね。
■参考動画1(YouTubeより)
■参考動画2(Basic Routine & Demonstration / VHS Studio Himawari)
ユッカ&シルパが踊るベーシック・サンバから今回のフィガーを探してみましょう。お互いに反対方向に踊るシーンが見られますよ。
ハッピー・ダンシング!