ニュー・ヨークの次に覚えるのはこれと相場が決まっている位、とてもベーシックなステップです。踊りも似ているのでいっぺんに覚えてしまいましょう。ハンド・トゥ・ハンドの意味は「手から手へ」。
SL39 Rumba 09 ハンド・トゥ・ハンド
(Hand to Hand)
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」
ハンド・トゥ・ハンドの頁を開いてみましょう。
【知っていると踊りが楽になります】
♣💛ヒップ・アクション
ハンド・トゥ・ハンドのステップは、覚えるにはこれ以上易しいフィガーはないと思いますが、男性で1歩目とか4歩目のバックするステップでヒップの乗せ方に迷いを感じる人はいませんか? ヒールが低いため後退から前進の動きが難しいですね。ここのヒップ・アクションで迷いを感じた人は、ヒップを実際の位置より高い所を想像してみてはどうでしょう。ヒールに乗りすぎるのを防止できるかもしれません。
♣💛手の位置
男性も女性も外側の手を取り合うとき、きちんと元のポジション (元の高さと体からの距離)に戻しましょう。このポジションが変わると相手の手を捜さなければならなくなります。恋人との待ち合わせ場所も勝手に変えられると困るでしょ? 約束の場所に来てくれるから安心して待っていられるのです。
「目をつぶっていても」相手の手が取れる場所――それが大切です。
【前にくる主なフィガー】
・アレマーナ ・ロープ・スピニング ・男性左へのスポット・ターン など。
【後に続く主なフィガー】
・男性左へのスポット・ターン ・アイーダ ・男性は6歩目を左足に揃えロープ・スピニング ・6歩目からニュー・ヨークへ ・9歩目からニュー・ヨークの後半へ など。
■参考動画
外側の手を上げる高さは自由です。こうした繋がっていない手を「フリー・アーム(Free Arm)」といいます。フリー・アームをこの動画のように高く上げても、拙書写真のようにもう少し低めでも良いですし、ある意味、下に下げても問題ありません。踊り手は自由にシェイピングして良いのですが、腕が体から生えている気持ちを持つことが大切だと思います。「腕(手)の形をどうする」と思って使うと、腕(手)だけの動きにななってしまうことがあるからです。
ハッピー・ダンシング!