「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」では「チェンジ・オヴ・ハンズ」と英語の発音に近いカナ表記を採用していました。執筆時は、まさか、その後も何冊も本を書くことになるとは予想だにしていなかったので「そのように」頑張っていたのですが、用語集の自費出版を決めたとき、フィガー名の原語表記が複数形であっても意図的に単数形にすることにしました。
SL22 Jitterbug 05 チェンジ・オブ・ハンド
(Change of Hands)
その理由として、日本語では単数形が広く使われていることと、英文テキストでもダンス団体により、あるいは、同じ団体でも時代により表記が変化しているものがあり、そうした表記上の煩雑を避けるためです。
原語表記は可能な限り英語文献に出ている原語を(カッコ)内に併記しましたので、フィガー名の単複表記の問題はここを参照してください。余談でした。
■サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)
チェンジ・オブ・ハンドのページを開きましょう。
■参考動画
拙書「パーティーはおまかせ」のDVDからチェンジ・オブ・ハンドを見てみましょう。動画の下に使われているステップを記載しています。
1.ベーシック・ステップ
2.チェンジ・オブ・プレイス(右から左)
3.チェンジ・オブ・プレイス(左から右)
4.リンク
5.チェンジ・オブ・ハンド
6.ストップ・アンド・ゴー
7.ウィンドミル
8.クレイドル
9.アメリカン・スピン
10.ジルバ・ウォーク
【ちょっとしたヒント】!
☘💛動画ではチェンジ・オブ・ハンドからストップ・アンド・ゴーに繋げていますが、チェンジ・オブ・ハンドからもう一度左から右へのチェンジ・オブ・ハンド ~ リンクを踊りベーシックに戻ることもできます。
☘💛チェンジ・オブ・ハンドの1歩目は女性の前進です。つまり、「前進する人は真っすぐ」の理論を使います。男性は女性が真っすぐ出て来られるようにリードしながら、自分は女性の邪魔をしないように体を捌いて出て行きます。
■発展形 - 手を持ち替えないチェンジ・オブ・ハンド
💛女性のステップは変わりません。
☘男性の踊り方:― ステップはチェンジ・オヴ・ハンズとまったく同じです。
① 1歩目で右手は【左右】の上をすり抜け、上体に巻きつけるようにします。1歩目の終わりで女性とすれ違いながら、自分の体に巻きついた【左右】を離します。女性は、右手で男性の体を触れながら前進します。
② 2歩目の終わりで向かい合った時に、再び【左右】になりますが、男性の手のひらは下向きです。
③ 最後の(QQ)を踏みます。
ハッピー・ダンシング!