SB70 Quickstep 4 ナチュラル・ターン (Natural Turn)

投稿者: | 2020年1月17日

ブルースにもワルツにもスローにもナチュラル・ターンがあり、そして、このクイックステップにもあります。教師用テキストのタンゴにナチュラル・ターンは出ていませんが、実は、ナチュラル・ツイスト・ターンを単にナチュラル・ターンと呼ぶことがあります。

 

SB70 Quickstep 4 ナチュラル・ターン
(Natural Turn)

 

今回このナチュラル・ターンを覚えると、なんと、フロア一周できます! 派手なステップは入っていませんが、フロアを一周できるようになることは大きな進歩です! これを繰り返せば1曲の間、踊り通せる!! 早速勉強しましょう! 

ここで勉強するナチュラル・ターンの前半には、クイックステップの特徴ともいえる急激なライズ&フォールが現れます。添付PDFのページを開いて詳しい説明を読んで下さい。そして、分からない用語が出て来た時は、迷わず SB00「サークルで上達するボールルーム・ダンス」紹介の中の「 基本知識を」で調べるか、「Glossary (用語集)」を利用しましょう。

 

 

 

■「サークルで上達するボールルーム・ダンス」
ナチュラル・ターンのページを開きましょう。

Q4 Natural Turn

 

 

■近道の道標 

私事ですが、私がダンスを習おうと決意したとき、すぐに、足型図の出ているアレックス・ムーアの “Ballroom Dancing”(写真)を読み始めました。序章に用語の説明がありましたが、早くステップを覚えたい私はそこをスキップし、すぐにワルツのナチュラル・ターンの男性の説明を読み始めたのですが、瞬時につまずいてしまいました。なぜなら、僅か6歩の説明には、

「壁斜め」、 「LOD」、 「背面する」、 「CBM」、 「ライズ&フォール」、 「ノー・フット・ライズ」、「フットワーク」、 「回転量」、 「外回り・内回り」

等のたくさん専門用語が出てきたからです。

足型図から足の置く位置は分かりましたが、1歩1歩の「動き」を知るには各ステップの説明を読まなくてはなりません。

かくして、序章に戻ることを余儀なくされた私は、そこに書かれている最低限の用語解説を丁寧に読み始めることにしました。そして、その後もステップの説明が分からなくなる度に、序章に戻る作業を繰り返しましたので、序章はなくてはならないものになりました。同時にステップの説明を読むことが、だんだん楽しくなっていきました。

そうなんです。知識はダンスを最短で理解できるようにしてくれる道標なのです。

 

 

 

 

■参考動画(How to Dance Series 2 / Quickstep Grade 1 / UFO Production )
ナチュラル・ターンはアマルガメーションの一番最後に出てきます。
動画の全アマルガメーションは下に記載しています。


(How to Dance Series 2 / Quickstep Grade 1 / UFO Production )

1. Quarter Turn (SQQS)
2. Progressive Chasse to DW (SQQS)
3. Forward Lock Step (SQQS)
4. Natural Spin Turn (SQQSSS)
5. Progressive Chasse to DC (SQQSS)
6. Chasse Reverse Turn (SQQSQQ)
7. Cross Chasse (SQQ)
8. Forward Lock Step (SQQS)
9. 1-3 Natural Turn (SQQ)
10. Tipple Chasse ~ (SQQS)
11. Forward Lock Step DC (QQSS)
12. Zig Zag, Back Lock (SSS QQS) and Running Finish (SQQ)
13. Natural Spin Turn (SQQSSS)
14. Reverse Pivot (S)
15. Double Reverse Spin (SSQQ)
16. 1-3 Chasse Reverse Turn (SQQ)
17. Progressive Chasse to DW (SQQS)
18. Natural Turn (SQQSSS) ~ 最初に戻る

ハッピー・ダンシング!